入学案内 大学院 2024
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修士論文テーマ『多文化共生社会における外国籍保育士の現状と課題』修士論文テーマ『外国人児童生徒への学習支援の在り方に関する研究 ー横浜市A小学校の事例を中心にー』児童福祉・保健学児童文化学保育学児童心理学児童福祉・保健学児童学(多様性)子ども(全体性)児童教育学Seitoku University Graduate School 現職の「養護教諭」とこれから「養護教諭」を目指す大卒者を対象に、児童学研究科の「児童福祉・保健学領域」に新しいプログラムを開設しました。健康教育・健康相談はもとより、保護者や地域との連携に必要な福祉的視点、相談援助能力を修得し、学校等の現場のニーズが高い課題に対応できる高度な実践力・課題解決力を有する養護教諭を養成します。育現場・地域子育て拠点事業に携わり、現在は保育士養成校で教員をしています。現場時代、「保育」「子育て支援」について養成校の学生へ伝える機会がありました。学生の真剣に取り組む姿・学ぼうとする意欲に、私自身の学び直しが大切であると感じたとともに、これからの子どもを担う保育の養成にいつか携われたらと思うようになりました。そこで、「仕事」「家庭」「学び」を同時に実践でき、なおかつ「保育学」を学べる聖徳を選びました。学ぶことを決意すると養成校の話が舞い込み、現在に至っています。入学前は、文献を読むことに苦手意識がありましたが、学び始めると文献を見つける楽しさを味わうようになり、レポートのやり取りでは、「保育」を俯瞰的に捉える力が養われました。結果、修士論文を書く力につながり、一つひとつ確実にクリアできています。なにより、担当教員の奥村典子先生をはじめスクーリングでお会いする先生方や仲間・通信教育学務課の方のお人柄に救われています。通信でも人と人の温かさを感じることのできる聖徳です。修了後も研究を進め、養成校や保育現場に還元できる研究を続けていきたいです。そして、一人でも多く、素敵な保育者を育成することに邁進していきます。学校の教員として、日々、これでいいのだろうかという疑問と共に過ごしていました。聖徳に学びの機会があることを友人から教えられ、門を叩きました。私が学んだ3年間は、コロナ禍の時代と重なります。人と距離を置きなさい、閉じこもっていなさい…そんな中での学びは、喜びであり、救いでした。通信課程ですが、論文ご指導やスクーリングでは、オンラインや対面で、手厚くご指導を受けることができました。研究テーマは、自分のクラスに全く日本語の話せない転入生が入って来て対応に苦慮したことをもとに「外国人児童生徒への学習支援」にしました。先進的な取組をしている学校の校長先生はじめ指導主事、日本語支援アドバイザー、職員の方々へのインタビューを通しての研究は、多くの方々の知見をいただくことができ、深い学びにつながりました。論文ご指導では、問いの立て方、先行研究の見つけ方、論の進め方など、丁寧なご指導をいただき、感謝に堪えません。途中で、家族の病気にも見舞われましたが、温かい先生方の励ましに支えられました。学んだことを現場に還元しつつ、さらに研究を深めていければと思っています。短大教員松木 貴子さん(長野県)小学校教員渡邉 美江さん(神奈川県)児童学研究科養護教諭対象養護教育実践力高度化プログラム(5つの領域) ■保育学■児童教育学■児童心理学■児童福祉・保健学■児童文化学075領域の学び 在学生からのメッセージ■保育学学びと専門知識を保育士養成で活かし、素敵な保育士を送り出したい。保小■児童教育学大学院での学びと研究成果を現場に還元していきたい。

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