現場×大学院でキャリアを磨く②■■■■■■■■■修了生インタビューSeitoku University Graduate School 新潟県新潟市児童相談所非常勤職員山上 寛子さん● 信州大学教育学部幼児教育学科卒業● 新潟県内の市立小学校7校で勤務● 聖徳大学大学院通信教育課程児童学研究科児童学専攻博士前期課程入学 5年で修了● 聖徳大学大学院通信教育課程児童学研究科児童学専攻博士後期課程入学● 学校法人エイシンカレッジ 長岡こども福祉カレッジこども保育科教員● 学研アカデミー保育士養成コース専任教員● 2年の休学を挟み、聖徳大学大学院通信教育課程児童学研究科 児童学専攻博士後期課程を7年で修了03「小学校の先生にもアカデミックなことは必要」という言葉に感化され、大学院へ―山上さんが聖徳大学大学院の児童学研究科博士前期課程に入学なさったのが2009年の4月。ということは、小学校教諭として30年以上お勤めになってからの学び直しになるわけですが、大学院で学ぼうと思ったきっかけはなんだったのですか?山上寛子 自分の子どもたちも大きくなって余裕ができたこともあり、「構成的エンカウンター」の創始者である国分康孝先生の研究に興味を持つようになりました。それで先生が一般向けに開催しているゼミに何回か参加させていただいたのですが、学べば学ぶほど面白い。学んだことが子どもたちに接する時に活きると思いました。国分先生と個人的にお話させていただく機会もあったのですが、その時に「小学校の先生ということで満足してはいけない。アカデミックなことは必要ですよ」というお言葉をいただき、修士にチャレンジしてみようと考えるようになりました。―聖徳に決めたきっかけと、通信制の学びを選んだ理由を教えてください。山上 教員の仕事を辞めて大学院に通う勇気はありませんでしたから、仕事と両立するなら通信制だと思いました。それとちょっと恥ずかしい話ですが、入学試験に苦手の英語がなかったことも、聖徳に決めた大きな理由のひとつかもしれません。Career flow将来に夢や希望を持つことの大切さを子どもたちに、そして子どもに接する若者たちに伝えていきたい。
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