2022学生募集要項
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教育課程編成・実施の方針(カリキュラム・ポリシー)入学者受け入れの方針(アドミッション・ポリシー)卒業認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)教育課程編成・実施の方針(カリキュラム・ポリシー)入学者受け入れの方針(アドミッション・ポリシー)卒業認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)4に、周りと協働しながら様々な問題に対して主体的に問題解決することができる。以上の学修成果を達成するために編成された教育課程において所定の単位を修得した人に、卒業を認定し、学士(児童学)の学位を授与します。【教育課程編成の方針】児童学部児童学科は、学修成果を体系的に達成するために、全学で共通に展開する科目(全学共通科目)と、それらを基礎とし相互に密接に関連しながら専門性の高い実践力を育む専門教育科目の教育課程を編成しています。専門教育科目については、以下の方針に基づいて編成しています。1.基礎科目群 ⑴児童学の学びを通して、子どもの多面的な活動を理論的に深め、具体化するための技能を身につけます。 ⑵学問的背景を踏まえた手遊び、ピアノなど多彩な表現力や教材作成の技能を身につけた上で実習を通して教育現場が求める実践力を磨きます。 ⑶四年間の学び、そして卒業後の活躍を具体にデザインするとともに、子どもに関する問題について、面接科目(スクーリング)での実践的な学びを通して問題解決力を高めます。2.コース別専門科目群 ⑴幼稚園教員養成コース  幼稚園教育は学校教育の始まりととらえ、幼児一人ひとりを理解し、豊かな成長を促す専門性が身につく、「保育の聖徳®」にふさわしい教育課程を編成します。理論、実践科目、幼稚園で行う実習を通して、幼児の発達を支え、地域や保護者から信頼される、優れた実践力と教材研究の力を身につけます。 ⑵保育士養成コース  子どもの生活や遊びを豊かにし、その成長を支えるとともに、それぞれの地域社会の特性に応じた子育て支援が可能な専門性を身につける、「保育の聖徳®」にふさわしい教育課程を編成します。授業に加えて、保育所や社会福祉・児童福祉施設(保育所を除く)で行われる実習を通して、子どもの幸せを第一に考え、その福祉を積極的に増進できる確かな実践力を培います。 ⑶小学校教員養成コース  子どもを理解し、保護者に信頼され、地域社会と連携しながら適切に指導できる実践力を身につける教育課程を編成します。英語教育が充実されるのに伴い、初年度から英語を学び実力をつけます。さらに、各教科等の内容と指導方法に加え、小学校での教育実習を通して、高い授業力と教育課題を解決できる実践力を身につけます。【教育課程実施の方針】1.面接科目(スクーリング)を通して学生が自ら主体的に学ぶディスカッションやピアラーニング等の授業を展開し、学修成果の向上を図ります。2.教育実習や保育実習では、本学教員による事前・事後指導を実施し、教育課題に即応できる実践力の向上を図ります。児童学部児童学科では、子どもに関わる専門的な実践力をもち、地域社会に貢献できる人材を育成するために、次のような能力をもつ入学者を求めています。1.子どもの成長や発達に関心があり、子どもの心に寄り添うことができる人。2.自己の人間性や教養を高め、調和ある社会の発展に貢献しようとする人。3.心身ともに健全で、子どもや保護者、地域の人などと積極的に交流するとともに、教育実習等を継続できる人。4.学業成績が児童学を習得するために必要な水準に達している人。5.他と協働しながら問題に取り組むコミュニケーション・スキルをもつ人。6.問題に対して資料等を十分に活用しながら解決方法を考えることができる人。児童学部児童学科では、学科での学習に必要な技能、知識、基礎的な学力などについて、入学願書、調査書、卒業証明書、成績証明書などを組み合わせて多面的に評価します。心理・福祉学部 心理学科心理・福祉学部心理学科は、心理学を基礎から幅広く学び、社会における様々な心の問題に向き合い解決に取り組む力をもつ人材を多く輩出してきました。現代社会において心理学の知識やスキルが求められるフィールドは拡大し続けており、目の前の課題に対して他者と協働しながら自分自身で考え行動する実践力が本学科の学生に求められています。さらに、国や文化の垣根を超えた支援の力も今後求められます。そのような社会的要請に応える人材育成のため、心理・福祉学部心理学科では豊かな感性と相互扶助の心を備えた上で、心の働きに関する科学的根拠に基づいた学問知を有するとともに、現実社会の様々な場面において課題を発見・解決するフィールド知を備え、グローバルに活躍できる人材を育成します。このような人材育成のため、本学科では、心理支援専修、産業・社会心理専修、危機管理専修、教育・発達心理専修、家族支援専修の五つの専修を設けます。また、公認心理師受験資格取得のために大学で必要な科目を用意しています。本学科は、心の健康や福祉の増進等の社会からの要請に応えることを理念とし、以下の六つの教育目標を設けます。【教育目標】1.心の働きと多様性を学び、人間を複眼的に見ることによって、広い視野を育成する。2.心理演習科目を通して、心のケアを必要とする人を支援するための基本的な技能を育成する。3.他者と協働するために豊かな感性をもって自分と相手双方に配慮できる対人コミュニケーション能力を育成する。4.物事の真意を検証する実証的態度を育成する。5.科学的な情報を適切に扱い、自己の考えを明確に説明する情報リテラシーを育成する。6.日常生活の中から未解決の課題を発見し、解決策を提案し実行する力を育成する。上記の教育目標に基づき、以下のような学修成果を設定します。【学修成果】1.心理学の基礎領域を幅広く学び、人の心の仕組みを科学的に捉えることができる。2.実践現場で応用される心理学を学び実際に体験することで、多様な価値観に基づく心の働きや課題に関する知識を獲得し、複眼的に人の心の働きを捉え、心のケアを必要とする人の支援ができる。3.他者と協働し課題解決に取り組む中で、コミュニケーション・スキルを活用しチームで働くことができる。4.文化的・芸術的な作品を体験するプログラムを通して、豊かな感性をもち自国以外の文化や価値観を受け入れ理解しながら活躍する素養を身につけることができる。5.曖昧な心の働きを明確な概念として定義し、他者にも理解できる指標で測定できる。6.心理学研究法の知識及びスキルによって、心の働きを科学的に検証することができる。7.研究倫理を遵守し適切な手法で心理データを測定・管理し、自分の考えを適切なソフトウェアや機器を活用しながら他者にプレゼンテーションすることができる。8.大学内で学んだことを活かし、各自のフィールドにおいて心理的課題を見出すことができる。9.発見した課題に対して、自身の学びや他者との連携に基づいて解決策を提案し実行することができる。上記の学修成果に基づく教育課程において所定の単位を修得した人に学士(心理学)の学位を授与します。【教育課程編成の方針】心理・福祉学部心理学科では、学修成果を体系的に達成するために、全学で共通に展開する科目(全学共通科目)と、それらを基礎とし相互に密接に関連しながら専門性の高い実践力を育む専門教育科目の教育課程を、以下の方針に基づいて編成しています。本学科では、学科の教育目標を達成するために五つの専修を設け、専門性の高い実践力を育成する教育課程を編成しています。その編成は次の基本方針に基づいています。1.人間の心の仕組みについて理解を深める科目群を設定し、実践を通して、多様で複眼的な視点から身近な現象を科学的に説明できる学術的な基礎力を育成します。 心理支援専修では、心理支援に必要な専門的知識や技能を実践的に学び、心の問題を抱える人に対して心理的援助のできる基礎的技能を育みます。 産業・社会心理専修では、企業の広告や商品開発に必要な消費者心理などを学び、マーケティング・リサーチ技術の力を育みます。 危機管理専修では、事故や災害、ストレスなど、傷ついた心の回復を助ける応急処置や、ストレス・マネジメントに関する専門性を育みます。 教育・発達心理専修では、学校や福祉施設など、子どものそばで心の支援ができる力を育成します。 家族支援専修では、子どもから高齢者まで様々な世代を支える家族支援のできる専門性を育みます。2.いくつかの専修を組み合わせて学び、より専門性の高い知識と技能を身につけることによって、心の問題を抱える人たちを支援することのできる実践力を育成します。3.物事の真意を検証するスキルを磨く科目群を設定し、「心理学実験」を中核として、曖昧な「心の働き」を科学的に捉える力を育成します。4.科学的研究を行うための基礎力を高める科目群を設定し、「心理学研究法」を中核として心理学研究に取り組むために必要な情報検索力、情報整理力、論理的思考力などの情報リテラシーを育成します。【教育課程実施の方針】心理・福祉学部心理学科では、学修成果を効果的に達成するために、授業計画に以下の教育課程実施の方針を示し、質の高い学習過程を展開しています。1.一年次は心理学の基礎を学び、二年次以降は学生の興味関心に対応した学びの専門性を深めるため、特色のある五つの専修から複数の専修を組み合わせて学んでいきます。2.授業方法として大学内での専門的な講義や演習を通して、実践的な心理学の学びを促進しています。3.社会で心理学スキルを活用するために、さまざまな課題発見や解決を実践に移す方法を、専門性を深めながら繰り返し段階的に学んでゆきます。心理・福祉学部心理学科は、ディプロマ・ポリシーで示した「豊かな感性と人間の心の仕組みに関する学問知を有し、課題を発見・解決するフィールド知とコミュニケーション能力を備えた人材」を育成するために、以下の資質をもった入学者を求めています。1.心理学を幅広く学ぶための基礎的学力を有している人。2.心のメカニズムを解明するための論理的思考能力と情報処理技能をもっている人。3.演習や理論学習などの授業に主体的、協働的に取り組むことができる人。4.心理支援の専門家になって社会に貢献したい人。心理・福祉学部心理学科ではこのような人を受け入れるために、学科での学習に必要な技能、知識、基礎的な学力などについて、入学願書、調査書、卒業証明書、成績証明書などを組み合わせて多面的に評価します。心理・福祉学部 社会福祉学科心理・福祉学部社会福祉学科では、現代社会の福祉・教育問題の解決に必要な専門的知識と高度な技術を取得し、福祉・教育分野で活躍する人材の養成を目的として社会福祉コース、精神保健福祉コース、養護教諭コースを設け、資格や免許を有し社会で活躍する人材を輩出してきました。現在我が国は少子高齢化、グローバル化(地球規模化)が進行する中で福祉・教育ニーズが複雑化・多様化しています。このような複雑化・多様化する福祉・教育ニーズに対応するためには個人の尊厳と基本的人権の尊重を基本として、社会と個人の生活のかかわりについて深く洞察し、福祉社会づくりに寄与できる幅広い知識・能力、感性をもった専門職の養成が求められています。心理・福祉学部社会福祉学科では、このような社会の要請に応えるため、個人の尊厳と基本的人権の尊重を基本として、生活の視点をもち、福祉・教育分野で活躍する専門職の養成を目指し、福祉社会づくりに貢献します。以上の教育理念を具現化するために、以下の教育目標を掲げます。

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