教育課程編成・実施の方針(カリキュラム・ポリシー)入学者受け入れの方針(アドミッション・ポリシー)6社会に輩出してきました。現代社会においては、個人・社会の価値観の多様化が進み、子どもを取り巻く環境も大きく変化し、保育現場では、これまで以上に質の高い教育・保育と、地域の課題解決に積極的に取り組める人材が求められています。保育科では、現代社会の問題・課題にも対応できるよう、社会人として、保育者として、礼節、豊かな人間性、高度な専門的知識・技能・創造力を身につけ、子どもの教育・保育に関わる専門家としての情熱や使命感をもった保育者「次代をつくる“保育のエキスパート”」を養成します。【教育目標】保育科は、上記の教育方針に基づいて、以下の三つの教育目標を掲げます。1.礼節と思いやりの心、豊かな人間性、保育者としての使命感や責任感を育成する。2.保育実践に必要な論理的思考力、判断力、表現力、創造力、他者と連携・協働する力等、保育者に求められる実践力を育成する。【学習成果】保育科では、上記の教育目標に基づいて、以下の能力を備えた人材を育成します。1.豊かな人間性を有し、他者を尊重し、良好な人間関係を構築することができる。2.子どもの成長・発達を理解し、一人ひとりの子どもに適切な援助をすることができる。3.表現技能・創造する力を修得し、子どもの表現を創造する過程を援助することができる。4.指導計画を立案し、保育実践を創意工夫し、改善に取り組み、保育の質を高めることができる。保育科では、以上の学習成果を達成するために編成された教育課程において所定の単位を修得した人に、卒業を認定し、短期大学士(保育)の学士を授与します。【教育課程編成の方針】保育科では、学習成果を体系的に達成するために、全学で共通に展開する科目(全学共通科目)と、それらを基礎とし相互に密接に関連しながら専門性の高い実践力を育む専門教育科目の教育課程を編成しています。専門教育科目については、以下の方針に基づいて編成しています。1.子どもを理解する力を育成する科目群を設定し、教育・保育・心理・福祉・保健等の学習を通じて、子どもを広く理解し、その成長発達について考察する力を育成する。2.表現を創造する力を育成する科目群を設定し、感性を磨き、表現を創造する力を高め保育実践力を育成する。3.保育を創造する力を育成する科目群を設定し、保育の内容への理解を深め、指導力を育成する。4.保育現場で学ぶ科目群を設定し、実習指導や実習を通じて、子どもを真に理解しようとする姿勢と保育実践力、対人関係能力を育成する。【教育課程実施の方針】保育科では、学習成果を効果的に達成するために、以下の教育課程実施の方針を示し、学生が自らの長所を発見し伸長できる学習を展開しています。1.科目の特性に応じ、通信科目及びアクティブ・ラーニングを導入した面接科目(スクーリング)を通して、深い学びを促進する。2.教育実習や保育実習では、本学教員による事前・事後指導を実施し、教育課題に即応できる実践力の向上を図ります。保育科では、豊かな人間性を備えた保育者、理論と実践力を備えた保育者を養成することを教育目標として掲げ、教育目標の達成のために、充実した教育課程を編成しています。保育科の教育目標を理解し、カリキュラムの学習に積極的に臨む人を、受け入れます。具体的には、次のような知識・技能、思考力・判断力・表現力等の能力や、主体性をもって多様な人々と協働して学ぶ態度、明確な目標をもつ人を求めています。1.教育、保育、福祉に関心をもち、保育者になる意欲がある。2.子どもや子どもを取り巻く環境に関心をもち、自分の考えを述べることができる。3.文章を理解し、考え、それをまとめる力、プレゼンテーション力を身につけている。4.身体表現、造形表現、音楽表現等の活動を積極的に楽しむことができる。5.グループ学習等で、仲間と協働して学習ができる。保育科ではこのような人を受け入れるために、学科での学習に必要な技能、知識、基礎的な学力などについて、入学願書、調査書、卒業証明書、成績証明書などを組み合わせて多面的に評価します。
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