幼稚園教諭、小学校教諭の教員免許状および保育士資格を取得するには、下表の通りピアノ実技科目の履修が必修となります。○児童学科、教育学科で幼稚園教諭一種、小学校教諭一種の教員免許状および保育士資格を取得する場合について、本学では、上記2科目4単位(34曲)が必修となっています。(課程正科生で幼稚園教諭一種・二種の場合は「幼児と音楽表現Ⅲ」、小学校教諭二種の場合は、「初等教科研究・音楽実技Ⅰ」2単位のみ必修) 本来は、2科目ともそれぞれ2年間の計4年間の期間で履修する授業内容をもって実施していますが、3年次編入学生として、もしくは課程正科生として入学をした場合には、在籍期間は最短2年間ですので、2年間で4年間の内容を修得していただく必要があります。したがって、これまで、まったくピアノに触れたことのない方は、この科目を修得するためには、自身で練習をすることが必要になります。予めご了承ください。○保育科で幼稚園教諭二種、および保育士資格を取得する場合について、本学では「幼児と音楽表現A」3単位が必修となっています。3年間で17曲を修了する必要があります。○教則本は、「バイエルBEYER」「ブルクミュラー25の練習曲」「幼児とともに」「ピアノ・レパートリー曲集」を使用します。「ピアノ・レパートリー曲集」は行進曲を、「幼児とともに」は童謡を主とした幼児のための曲集で、いずれも本学で編集した教則本です。伴奏付け課題は、より現場対応力を身につけるためのもので、例えばメロディー譜しかなかったり、または伴奏部分が難易度の高いものであったりした場合に、この方法を使えば平易にピアノ伴奏ができます。また、簡単な移調にも対応できるようになります。伴奏付け課題曲の受験前に本学(松戸)で開催する『伴奏付け講座(受講無料)』に出席し、講座内で実施する試験に合格する必要があります。○初歩の方は、各自で外部の指導講師または音楽教室で、少なくとも週1回のレッスンを受けることが望まれます。○課題曲が弾けるようになったら、ピアノ試験を受験することになります。ピアノ試験は年14回、日曜日に本学で実施されるほか、年4回はご自宅等でのオンライン受験も可能です。オンライン受験をする場合、67頁記載の環境が必要となります。また、オンライン受験をする場合でも、数回は本学への来校が必要となります。○ピアノ試験は1回で3曲まで受験することができます。「幼児と音楽表現Ⅲ」「初等教科研究・音楽実技Ⅰ」「幼児と音楽表現A」の課題曲は17曲、「音楽実技」「初等教科研究・音楽実技Ⅱ」の課題曲も17曲となっています。○ピアノ試験と併せて、ピアノレッスンも同時に行われます(本学(松戸)のみ開催)。レッスンを受けてから試験に臨むのが効果的です。※音楽実技は、課題曲のすべてを合格するまで単位が修得できません。この点を十分理解のうえ、ご出願ください。※本学において初等教科研究・音楽実技Ⅰ・音楽Ⅰの単位を過去に修得した方は音楽実技/初等教科研究・音楽実技Ⅱからの履修になります。※他の大学、短大、専門学校からの入学生は、すべて幼児と音楽表現Ⅲ・初等教科研究・音楽実技Ⅰ・幼児と音楽表現Aからの履修になります。ピアノ第一段階:<幼児と音楽表現Ⅲ>、<初等教科研究・音楽実技Ⅰ>、<幼児と音楽表現A>教 本注意所属学科課題曲グループ課題曲グループピアノの単位については、他の大学・短大・専門学校で修得した単位の認定はしません。予めご了承ください。取得免許・資格ピアノ実技科目名教 本64児童学科教育学科保育科Ⅰ.練習曲系Ⅱ.幼児とともにⅢ.マーチ系Ⅳ.伴奏付け上記課題曲(17曲)のすべてについて、試験に合格すると児童学科は「幼児と音楽表現Ⅲ」、教育学科は「初等教科研究・音楽実技Ⅰ」(2単位)、保育科は「幼児と音楽表現A」(3単位)の単位が認定されます。ピアノ第二段階:<音楽実技>、<初等教科研究・音楽実技Ⅱ>※保育科では履修する必要はありません。Ⅰ.練習曲系Ⅱ.幼児とともにⅢ.伴奏付け①「幼児と音楽表現Ⅲ」「初等教科研究・音楽実技Ⅰ」の単位が認定されてから「音楽実技」「初等教科研究・音楽実技Ⅱ」に進むことになります。②上記課題曲(17曲)のすべてについて、試験に合格すると児童学科は「音楽実技」、教育学科は「初等教科研究・音楽実技Ⅱ」(2単位)の単位が認定されます。幼稚園教諭、保育士資格小学校教諭幼稚園教諭、保育士資格ピアノ第一段階「幼児と音楽表現Ⅲ」「初等教科研究・音楽実技Ⅰ」「初等教科研究・音楽実技Ⅱ」「幼児と音楽表現A」バイエルBEYER・ブルクミュラー25の練習曲幼児とともにピアノ・レパートリー曲集伴奏付けワークブック(本学無料配布)ブルクミュラー25の練習曲・ピアノ・レパートリー曲集幼児とともに伴奏付けワークブック(本学無料配布)「音楽実技」(課程正科生は不要)ピアノ第二段階入学後の学習についてピアノの履修についてピアノの履修について
元のページ ../index.html#66