2025学生募集要項
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教育課程編成・実施の方針(カリキュラム・ポリシー)入学者受け入れの方針(アドミッション・ポリシー)卒業認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)教育課程編成・実施の方針(カリキュラム・ポリシー)入学者受け入れの方針(アドミッション・ポリシー)卒業認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)41.心理学の基礎領域を幅広く学び、人の心の仕組みを科学的に捉えることができる。2.実践現場で応用される心理学を学び実際に体験することで、多様な価値観に基づく心の働きや課題に関する知識を獲得し、複眼的に人の心の働きを捉え、心のケアを必要とする人の支援ができる。3.他者と協働し課題解決に取り組む中で、コミュニケーション・スキルを活用しチームで働くことができる。4.文化的・芸術的な作品を体験するプログラムを通して、豊かな感性をもち自国以外の文化や価値観を受け入れ理解しながら活躍する素養を身につけることができる。5.曖昧な心の働きを明確な概念として定義し、他者にも理解できる指標で測定できる。6.心理学研究法の知識及びスキルによって、心の働きを科学的に検証することができる。7.研究倫理を遵守し適切な手法で心理データを測定・管理し、自分の考えを適切なソフトウェアや機器を活用しながら他者にプレゼンテーションすることができる。8.大学内で学んだことを活かし、各自のフィールドにおいて心理的課題を見出すことができる。9.発見した課題に対して、自身の学びや他者との連携に基づいて解決策を提案し実行することができる。上記の学習成果に基づく教育課程において所定の単位を修得した人に学士(心理学)の学位を授与します。【教育課程編成の方針】心理・福祉学部心理学科では、学習成果を体系的に達成するために、全学で共通に展開する科目(全学共通科目)と、それらを基礎とし相互に密接に関連しながら専門性の高い実践力を育む専門教育科目の教育課程を、以下の方針に基づいて編成しています。本学科では、学科の教育目標を達成するために五つの専修を設け、専門性の高い実践力を育成する教育課程を編成しています。その編成は次の基本方針に基づいています。1.人間の心の仕組みについて理解を深める科目群を設定し、実践を通して、多様で複眼的な視点から身近な現象を科学的に説明できる学術的な基礎力を育成します。 心理支援専修では、心理支援に必要な専門的知識や技能を実践的に学び、心の問題を抱える人に対して心理的援助のできる基礎的技能を育みます。 産業・社会心理専修では、企業の広告や商品開発に必要な消費者心理などを学び、マーケティング・リサーチ技術の力を育みます。 危機管理専修では、事故や災害、ストレスなど、傷ついた心の回復を助ける応急処置や、ストレス・マネジメントに関する専門性を育みます。 教育・発達心理専修では、学校や福祉施設など、子どものそばで心の支援ができる力を育成します。 家族支援専修では、子どもから高齢者まで様々な世代を支える家族支援のできる専門性を育みます。2.いくつかの専修を組み合わせて学び、より専門性の高い知識と技能を身につけることによって、心の問題を抱える人たちを支援することのできる実践力を育成します。3.物事の真意を検証するスキルを磨く科目群を設定し、「心理学実験」を中核として、曖昧な「心の働き」を科学的に捉える力を育成します。4.科学的研究を行うための基礎力を高める科目群を設定し、「心理学研究法」を中核として心理学研究に取り組むために必要な情報検索力、情報整理力、論理的思考力などの情報リテラシーを育成します。【教育課程実施の方針】心理・福祉学部心理学科では、学習成果を効果的に達成するために、授業計画に以下の教育課程実施の方針を示し、質の高い学習過程を展開しています。1.一年次は心理学の基礎を学び、二年次以降は学生の興味関心に対応した学びの専門性を深めるため、特色のある五つの専修から複数の専修を組み合わせて学んでいきます。2.授業方法として大学内での専門的な講義や演習を通して、実践的な心理学の学びを促進しています。3.社会で心理学スキルを活用するために、さまざまな課題発見や解決を実践に移す方法を、専門性を深めながら繰り返し段階的に学んでゆきます。心理・福祉学部心理学科は、ディプロマ・ポリシーで示した「豊かな感性と人間の心の仕組みに関する学問知を有し、課題を発見・解決するフィールド知とコミュニケーション能力を備えた人材」を育成するために、以下の資質をもった入学者を求めています。1.心理学を幅広く学ぶための基礎的学力を有している人。2.心のメカニズムを解明するための論理的思考能力と情報処理技能をもっている人。3.演習や理論学習などの授業に主体的、協働的に取り組むことができる人。4.心理支援の専門家になって社会に貢献したい人。心理・福祉学部心理学科ではこのような人を受け入れるために、学科での学習に必要な技能、知識、基礎的な学力などについて、入学願書、調査書、卒業証明書、成績証明書などを組み合わせて多面的に評価します。心理・福祉学部 社会福祉学科心理・福祉学部社会福祉学科では、現代社会の福祉・教育問題の解決に必要な専門的知識と高度な技術を取得し、福祉・教育分野で活躍する人材の養成を目的として社会福祉コース、精神保健福祉コース、養護教諭コースを設け、資格や免許を有し社会で活躍する人材を輩出してきました。現在我が国は少子高齢化、グローバル化(地球規模化)が進行する中で福祉・教育ニーズが複雑化・多様化しています。このような複雑化・多様化する福祉・教育ニーズに対応するためには個人の尊厳と基本的人権の尊重を基本として、社会と個人の生活のかかわりについて深く洞察し、福祉社会づくりに寄与できる幅広い知識・能力、感性をもった専門職の養成が求められています。心理・福祉学部社会福祉学科では、このような社会の要請に応えるため、個人の尊厳と基本的人権の尊重を基本として、生活の視点をもち、福祉・教育分野で活躍する専門職の養成を目指し、福祉社会づくりに貢献します。以上の教育理念を具現化するために、以下の教育目標を掲げます。【教育目標】1.個人の尊厳と基本的人権を尊重しながら生活の視点をもち、人々の生活を支援することができる人間力を備えた人材を育成する。2.社会福祉学の専門的知識・技術・態度を身につけ、それに基づいた判断力と課題解決力をもった人材を育成する。3.人々の個別の福祉・教育ニーズに応じたサービスを提供することができる実践力を備えた人材を育成する。4.保健・医療など他業種と連携を図りながら、福祉社会づくりに貢献できる人材を育成する。上記の学科共通の教育目標をもとに、各コースに次のような具体的目標を設定します。 ⑴社会福祉コースでは、個人の尊厳と基本的人権を尊重しながら生活の視点をもち、生活の総合相談ができる能力をもったソーシャルワーカーを育成する。 ⑵精神保健福祉コースでは、個人の尊厳と基本的人権を尊重しながら生活の視点をもち、精神障害がある人たちやその家族の相談を受け、アドバイスすることができる能力をもったソーシャルワーカーを育成する。 ⑶養護教諭コースでは、個人の尊厳と基本的人権を尊重しながら生活の視点をもち、子どもの心身の発達・成長の支援と生涯にわたる健康づくりに貢献できる養護教諭を育成する。 上記の教育目標に基づき、以下のような学習成果を設定します。【学習成果】1.確かな人間性を有し福祉・教育の実践者としての資質を兼ね備えている。2.社会福祉学の専門的な理論・知識・態度を習得し、個人の尊厳と基本的人権を尊重しながら福祉・教育課題を探求し課題解決策を提示することができる。3.福祉・教育の実践場面で生活の視点をもち、個々人の福祉・教育ニーズに応じたサービス提供を実践することができる。4.他業種間の連携を図り、地域社会づくりや福祉社会づくりなど社会貢献ができる。以上のような学習成果に基づいて編成された教育課程を履修し、修了した人に学士(社会福祉学)の学位を授与します。【教育課程編成の方針】心理・福祉学部社会福祉学科は、学習成果を体系的に達成するために、全学で共通に展開する科目(全学共通科目)と、それらを基礎とし相互に密接に関連しながら専門性の高い実践力を育む専門教育科目の教育課程を編成しています。専門教育科目については、以下の方針に基づいて編成しています。1.社会福祉分野の基礎となる個人の尊厳と基本的人権の尊重を基本とした専門基礎科目群を設定し、福祉・教育の実践に必要な基礎的能力を養成します。2.社会福祉分野の専門的知識・技術・態度を高めるための科目群を設定し、現代的課題に対応した判断力や課題解決力を育成します。そこで学習した内容をもとに演習科目や実習科目を配置し、福祉・教育の実践場面で生活の視点をもち、課題解決に向けた実践力を育成します。3.福祉・教育の課題解決のための科目群を設定し、専門職業人として自立し、卒業後の各種福祉現場、学校、地域社会で他職種との連携の下、幅広く活躍できる専門性の高い資質・能力を育成します。【教育課程実施の方針】心理・福祉学部社会福祉学科では、学生自ら課題を発見し解決するという主体的、創造的な方法で教育課程を実施します。1.科目の特性に応じ、通信科目または面接科目(スクーリング)として実施する。2.演習科目を中心とした面接科目(スクーリング)ではアクティブ・ラーニングを導入し、深い学びを促進する。現代社会の福祉ニーズに対応するための人材育成が急務となっています。心理・福祉学部社会福祉学科では、それに応えるため個人の尊厳と基本的人権の尊重を基本として「一人ひとり」を支え、守り、育てる福祉・教育の専門職の養成を目指しています。こうした目的を理解し、目的を達成できる資質をもった人を心理・福祉学部社会福祉学科では求めています。具体的には、次のような入学者を求めています。1.主体的に福祉・教育を学習する意欲があり、授業に主体的、創造的、協働的に取り組むことができる人。2.社会福祉の基礎的・基本的な知識・技能を習得しようと考えている人。3.現代社会の課題に関心をもち社会福祉士、精神保健福祉士、養護教諭など福祉・教育の専門家として社会に貢献する夢をもっている人。心理・福祉学部社会福祉学科では、学科での学習に必要な技能、知識、基礎的な学力などについて、入学願書、調査書、卒業証明書、成績証明書などを組み合わせて多面的に評価します。文学部 文学科文学部文学科は、特色ある複数学科を統合し、2013年に新たな学部として誕生しました。いつの時代においても普遍的な理念である聖徳太子の「和」の精神を建学理念とする総合大学の文学部として、円満な人格を備えた社会人・家庭人としての良き人材の育成を教育の根幹としています。したがって、文学部文学科は心豊かな人間性、その表象となる気品、幅広い教養と人文科学に関する各領域の専門性を育むことに重きを置く教育を行っています。一方、現代社会は多くの問題を抱えています。それらは既成の知や技術のみによって解決を図ることは難しく、なによりも人間性への深い洞察に基づいた多文化社会に関する広い視野と優れた識見を必要としています。文学部文学科は、そのような現代社会の要請にも応え、人文科学に関する専門領域別に、国際文化コミュニケーションコース、日本語・日本文学コース、歴史文化コース、書道文化コース、図書館情報コース、教養デザインコースの六コースを設け、専門性の高い人

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