大学卒業後、入社した会社をすぐに辞めてしまい、悲観的になっていた時期があったんです。これから自分はどうすればいいのか。そう考えていた時に目についたのが、図書館司書課程の教科書でした。本を読んだり、気になることをとことん調べたりすることが好きで、大学時代は図書館司書取得のための勉強をしていましたが、諦めた経験があって。人生の壁にぶつかり、今後を見つめなおす中で、「やはり図書館司書になりたい」という想いが強くなり、資格取得を決意したんです。聖徳を選んだ理由は、1年で資格取得が目指せること、そして就職率が高いこと。通信教育という自己管理能力が求められる学習スタイルを通して、主体的な学びの姿勢を身につけたいと考えたことも理由のひとつです。感染症拡大の影響を受けた時期で、スクーリングはすべてオンライン。主体的に参加できる工夫が凝らされた授業は、先生との距離が近いと感じました。直接指導を受けられる貴重な機会で、学生が先生を質問攻めにするほど!熱い授業が展開され、大きな刺激を受けましたね。修了後は、念願の図書館司書として公立図書館で働いています。上司の「これまでの経験すべてが仕事につながる」という言葉はとても感慨深いもの。趣味や得意なことが業務に活かせることもあり、「天職」ともいえる仕事に出会えた喜びを感じる毎日です。資格を取得したからといって、人生が劇的に変わるわけではありません。起こるのは「意識の変化」です。資格を取得したことが自信につながり、学び続けたいという意欲につながっていますね。挑戦するのに遅すぎることはない。「やりたい」という想いがあるなら、まずは挑戦することをおすすめします!大学時代は福祉を専攻。聖徳在籍中は週3日のアルバイトと学びを両立。「1日累計3時間」が自分に適した勉強時間であることを見つけ、1時間勉強したら趣味のものづくりをしたり、筋トレをしたりして気分転換。その後、また1時間勉強、というスタイルを確立したという。2022年4月からは週5日フルタイムで公立図書館に勤務している。昔から図書館を利用するのが大好き!入学を決めてから学習開始まで3カ月ほど。少しでも早く始めたくて、図書館で司書関連の書籍や資料を借りて準備をしていました。短期大学部 図書館司書課程2020年10月受講 2022年9月修了(科目等履修生)白井 智也さん(東京都)学び続ける姿勢が身についた聖徳での学び。資格取得が自信になり、天職も手に入れた!リスキル☆SEITOKUキャリアチェンジの挑戦者たち0701
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