看護師として20年以上のキャリアがあります。その中で「こんな生活をしていなかったら病気にならなかったのに」と後悔する患者さんに多く接し、予防医学に興味を持つようになりました。また、子どものPTA活動を通じて先生方のご苦労や教育の大切さを実感し、健康教育に携わりたいと思うようになり、働きながら学ぶ環境が整っている聖徳大学通信教育部で養護教諭を目指すことを決意しました。聖徳の先生方は知識と経験が豊富な方ばかりで多くのことが学べましたが、特に印象に残っているのが「学校救急看護」のスクーリングです。救急看護の最新知識を学び直せたことと、身体や心の発達に合わせた対応の重要性を知ったことは、今の仕事にとても役立っています。また、年齢層も幅広く、さまざまなバックボーンを持った学生と出会い、情報交換や励まし合いができたことも刺激的で、もっと頑張ろうという気持ちになりました。仕事や家事と勉強の両立には苦労もしましたが、夫や二人の娘の協力も得ながら3年かけて卒業できた時には、大学卒業資格と養護教諭の免許、そして准学校心理士の資格も取得し、大きな達成感を得ることができました。その資格を活かして、今は中高一貫校で養護教諭の仕事をしています。生徒は元気で可愛く、また、看護師としての経験や知識と聖徳での学びの両方を活かせる仕事で、とても楽しく、やりがいを感じています。今後の目標は、3年間の実務経験を積んで学校心理士の資格を取得すること。そのために、日々、学びを深めていきたいと思っています。高等学校の衛生看護科を卒業し、准看護師資格を取得。准看護師として勤務後、22歳から看護専門学校に通い25歳で看護師資格を取得。看護師として総合病院やクリニック、保健所等で勤務。養護教諭免許取得後、2022年4月より東京都内の中高一貫女子校に勤務。在学中に男子校で4週間の養護教諭実習を体験。その時の実習録。先輩養護教諭の素晴らしい指導を受け、仕事のやりがいを実感。心理・福祉学部 社会福祉学科 養護教諭コース2019年4月入学 2022年3月卒業(3年次編入学)渡邉 雅子さん(東京都)キャリアチェンジの挑戦者たち予防医学を志し、看護師から養護教諭へ。看護師経験+聖徳の学びが、日々の仕事に活きています。10リスキル☆SEITOKU04
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